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幻の三冠馬!? サートゥルナーリア、その栄光と挫折、そして未来への期待

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競馬界のサラブレッド!サートゥルナーリア、華麗なるデビューと衝撃のG1制覇!

2018年、競馬界に彗星のごとく現れた一頭のサラブレッド、それがサートゥルナーリアだ。

父はスプリンターズステークスを連覇した快速馬ロードカナロア、母はオークスを制した名牝シーザリオという、まさに絵に描いたような良血馬。

デビュー前から大きな注目を集めていたが、その期待を裏切らない走りでファンを魅了した。

デビュー戦は2018年9月、中山競馬場の新馬戦。鞍上は後にサートゥルナーリアの主戦騎手となるクリストフ・ルメール騎手だ。

レースでは、スタートから先頭に立つと、そのまま後続を突き放して圧勝。2着馬に5馬身差をつける衝撃的なデビューを飾った。

続く2戦目の萩ステークスも危なげなく勝利し、無敗のままG1ホープフルステークスへ。ここでも1番人気に支持されたサートゥルナーリアは、期待に応えて見事勝利!2歳王者に輝き、クラシック戦線での活躍を予感させた。

当時、競馬関係者の間では「怪物が現れた」と噂されていた。デビュー戦の圧勝劇は、多くの競馬ファンに衝撃を与えたことだろう。筆者もそのレースを現地で観戦していたが、まるで別次元の走りを見ているようだった。

皐月賞を制し、三冠へ王手!しかし、ダービーでまさかの敗北…

2019年、クラシックシーズンを迎えたサートゥルナーリア。皐月賞では、圧倒的な1番人気に支持された。

レースでは、道中中団を追走し、直線で力強い末脚を披露。2着ヴェロックスに1/2馬身差をつけて勝利し、クラシック第一冠を獲得した。

いよいよ次は、競馬界の頂点、日本ダービー。サートゥルナーリアは、皐月賞の勝利でさらに人気を集め、単勝1.7倍という圧倒的な支持を集めた。しかし、ダービーではまさかの4着に敗れてしまう。

敗因としては、直前に主戦のルメール騎手が騎乗停止となり、急遽レーン騎手に乗り替わったこと、そしてスタートで出遅れてしまったことが挙げられる。それでも、直線では鋭い末脚を見せており、能力の高さは証明していた。

ダービーでの敗北は、多くのファンに衝撃を与えた。

筆者も、サートゥルナーリアの三冠を確信していただけに、非常に残念な結果だった。しかし、この敗北が、サートゥルナーリアをさらに強くする糧になったと信じている。

神戸新聞杯で復活の狼煙!…そして、天皇賞(秋)での悲劇

ダービーの敗北から巻き返しを図るサートゥルナーリア。秋初戦は神戸新聞杯(G2)。


ここでは、ダービー馬ロジャーバローズらを相手に、3馬身差の圧勝劇を演じた。この勝利で、完全復活をアピールしたサートゥルナーリアは、天皇賞(秋)で古馬との初対決に挑む。

天皇賞(秋)には、あの最強牝馬アーモンドアイが出走。サートゥルナーリアは、アーモンドアイに次ぐ2番人気に支持された。レースでは、アーモンドアイと壮絶な叩き合いを演じるも、惜しくもクビ差の2着に敗れた。

レース後、鞍上のルメール騎手は「素晴らしいレースだった。アーモンドアイは強かったけど、サートゥルナーリアもよく頑張った」とコメント。

このレースは、サートゥルナーリアの強さを改めて証明するものであり、多くのファンに感動を与えた。

種牡馬として、第二の馬生へ!サートゥルナーリア産駒の活躍に迫る!

2020年、現役を引退したサートゥルナーリアは、種牡馬として新たな道を歩み始めた。

その血統背景から、多くの期待が寄せられていたが、初年度産駒から早速活躍馬を輩出している。

2024年現在、初年度産駒は既に9勝を挙げている。

勝ち上がりはすべて芝レースであり、父ロードカナロア譲りのスピードと、母シーザリオ譲りのスタミナを兼ね備えていることが伺える。

代表的な産駒としては、2023年の札幌2歳ステークスで2着に入ったガイアメンテがいる。

ガイアメンテは、新馬戦を圧勝し、続く札幌2歳ステークスでも好走。クラシック候補として注目を集めている。

サートゥルナーリア産駒は、芝中距離戦で特に活躍が期待される。今後の活躍に注目が集まっている。

サートゥルナーリアの血統を徹底解剖!偉大な父、そして母からの才能

サートゥルナーリアの血統は、まさに「奇跡の血量」と言えるだろう。

父ロードカナロアは、スプリンターズステークスを連覇した快速馬。母シーザリオは、オークスを制した名牝であり、その父は名馬スペシャルウィークだ。

ロードカナロアからは、スピードと勝負根性を、シーザリオからは、スタミナと瞬発力を受け継いでいる。この血統背景こそ、サートゥルナーリアが芝中距離戦で活躍できた最大の要因と言えるだろう。

また、サートゥルナーリアの母系には、多くの活躍馬がいる。叔父には、菊花賞馬エピファネイア、皐月賞馬リオンディーズがいる。まさに、サラブレッドの中のサラブレッドと言える血統だ。

サートゥルナーリアの「その後」… 今、彼はどこで何をしているのか?

現在、サートゥルナーリアは、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っている。種付けシーズンには多くの牝馬と交配し、未来のスターホース誕生に貢献している。

牧場関係者によると、サートゥルナーリアは穏やかな性格で、種牡馬としても優秀とのこと。種付けの際には、落ち着いて牝馬と接しているという。

また、サートゥルナーリアは、ファンとの交流イベントにも参加している。ファンにとっては、間近でサートゥルナーリアの姿を見ることができる貴重な機会となっている。

未来へ繋がる希望!サートゥルナーリアが競馬界に残したもの

サートゥルナーリアは、現役時代、G1レース2勝を含む6勝を挙げ、競馬ファンに多くの感動を与えた。その血統、能力、そして個性は、多くのファンを魅了した。

種牡馬となった現在も、その血統は未来のスターホース誕生に貢献している。サートゥルナーリアの血を受け継ぐ馬たちが、これから競馬界を盛り上げてくれるだろう。

サートゥルナーリアは、競馬界に大きな足跡を残した名馬だ。その名は、これからも競馬ファンの心に刻まれ続けるだろう。

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